「こころ」の故郷はどこ?

こころは脳にあります。
脳といっても、広いのです。そのどこに「こころ」はあるのでしょうか。
「こころ」が生まれる場所は、やはり脳幹(いのちの脳)と大脳皮質(知能や行動の脳)の間でした。感覚系を司る大脳辺縁系と、運動系の大脳基底核から構成されています。
そのうち、海馬と扁桃体は大脳辺縁系、側坐核と扁桃体が大脳基底核に属します。扁桃体は両方にまたがる要所です。
つまり、「こころ」を生む脳の中枢は、海馬(知)、扁桃体(情)、側坐核(意)といえます。そのなかでも主役は扁桃体です。
扁桃体がハート型にも見えるというのは、神の配慮のあらわれではないでしょうか。


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